子供たちに鍵を渡すということ

私たち夫婦には、子供が二人います。どちらも男の子で、現在は小学3年生と5年生になっています。私たち夫婦は、共働きで、朝から夕方まで仕事をしていることもあり、子供たちの学校が終わるの夕方ごろに家に帰っても家には誰もいない状態です。そんなこともあり、少し不安ではありましたが、子供たちに鍵を預けておくことにしました。授業は曜日によって終わる時間が違います。一人がが5時間授業で、もう一人が6時間授業ということもあり、2人の変える時間は同じになりません。どちらも早々に家に帰って友達と遊ぶ約束をしてきます。そのため、一人に1つの鍵を持たせる必要があり、合鍵を作って渡すことになりました。最初のうちは、子供たちもどきどきして、しっかりやってくれていましたが、そのうち慣れて安心してきたのか、おかしな行動をとるようになりました。長男が、かばんから鍵を取り出すのが面倒というだけで、すでに家に帰っている弟に鍵を中からあけてもらうように、呼び鈴を鳴らすようになりました。弟はうるさく感じるため、しょうがなく鍵を開けに行っていたのですが、そのうち、面倒くさくなってきて鍵をかけないようになって来ました。それがだんだんひどくなり、弟は遊びに行く際、鍵をかけずにでかけるようになってしまっていました。それも私が出張で、会社から途中の家の近くを通りかかったときに、なんとなくちょっと寄って子供の様子をみようとして、発見したのでした。その理由を聞くと、兄が面倒くさいから鍵をかけないでほしい、ということで、真に受けてしまったのです。帰ってからは再度子供たちに声をかけ、話をしました。そのままドアをあけたて出かけると、どんなことが起こる可能性があるか、について、どう考えているかを2人に聞きだし、なぜ、親がうるさく言っているかについてを説明していきました。そして、子供たちを信じて、鍵を渡していることを言い聞かせました。こういったことを話す機会はなかったので、よい機会となりました。

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