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鍵の防犯性能と鍵のうんちく

鍵と一言に言っても三種類のものがある。鍵と錠と錠前だ。いわゆる鍵とは錠を開ける為の道具である。錠とはかんぬきとかんぬきを操作する為の部品を指す。錠前とは鍵と錠のセットの事を指す。一般的に鍵といえば伝わってしまうが、以外とこの事実を知らない人は多いのでないだろうか。したがって、鍵の防犯性能というよりは、錠の防犯性能といったほうがよい。鍵は元鍵があればコピー可能であるため、少しの間でも簡単に元鍵のコピーが出来てしまうことと、ナンバーさえあれば元鍵がなくてもコピー出来てしまうものもある。そして錠にも大きく分けて三種類の錠がある。ウォード錠、レバータンブラー錠、シリンダー錠がある。シリンダー錠は動作原理などでいくつかの種類に分類される。現在最も多く使われている錠でもある。ウォード錠は古代ローマ時代が原型となった錠だ。鍵の内部にある障害が正規の鍵を使う事で回転し開くしくみだ。最も単純な構造のため、同じ種類のウォード錠なら全て開くコピーを量産できてしまう。防犯性能としては疑問だが、内部の障害の構造を複雑化してしまうことで差別化を図った。複雑化させた構造はよくRPGゲームに出てきそうな複雑かつ美しい芸術品の形をしているものもある。レバータンブラーは18世紀ごろイギリスで原型が完成したと言われている。内部の障害が板状で鍵を差し込み回転させる事で内部の障害を持ち上げて解錠させるしくみだ。板状の障害は防犯性能を高める為に何枚も作られる事が多い。よくアニメなどで見かけるような、鍵穴から内部を覗けるようなものがレバータンブラーである事が多い。鍵自体は単純ないわゆる棒鍵と呼ばれるものだが、現在はあまり使用されていない。シリンダーとは、外筒と呼ばれるものの円筒にもう一つの内筒が入っている。この内筒と外筒にまたがるかたちで鍵穴があり、正しい鍵を差し込み内筒を回転させる事で解錠できるようになっている。まだまだ鍵の世界は奥深く、これらはほんのさわりでしかないが、様々な財産や大切な物を保管、守る為のものである。正しい知識を深める事でより効果的、効率的に利用し、安心安全な生活に役立てたい。